東京観

久しぶりの映画館。
観てきました、「TOKYO!」。
MICHEL GONDRY・LEOS CARAX・BONG JOOH-HOの三本立て。
MICHEL GONDRYにかかればtokyoはああなるんだね。
恋愛睡眠~といいやっぱりいい。
色んな理不尽とか問題はあるんだけど、全然アイロニカルじゃなくて、東京だって、そこにいる人間でしょっていう感じに好感と共感。いつかの「装苑」で見たけれど、都市をみて(もちろんそれだけじゃないのだろうけど…)あれだけ人間を描けるのはすごい。日本人の描きかたが最も日本の映画監督のそれに近い感じがする。だからというわけではないけど素敵な東京。内からじゃないと描けない東京。一番いい。
LEOS CARAXのメルドは、パロディ調だけどそんなフィクションがなにか本当に起こってしまいそうな、それに対してすんなり、そして大真面目に応対してしまいそうな東京の空気を濃縮したようなもの。。でもいわゆる外国の人が東京に抱くイメージっていうものから抜けてない感じがしてちょっとものたりない。。
BONG JOON-HOの映画はみたことなかったけど画は透明感があってきれい。ひきこもってたらまわりがひきこもってても気付かないよね、そりゃあ(笑)地震でひきこもりが皆外に出てくるのが示唆的。ミステリアスな雰囲気がいい。
なんかわかんないけど愛すべき東京。生まれも育ちも違って、いわゆる都会の洗礼を受けながらたまに感じる居心地の悪さも含めて、決して座り心地のいい椅子を与えてはくれない東京が、やっぱりすごい楽しい。かな。
tokyo tokyo tokyo

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です