旅日記001_踊る街_

旅日記2009.08.17-
paris
シャルルドゴール着。コンクリートがきれい。
のびのびして明るい空間が気持ちいい。
乗り換えまで5時間待ち。パリに飛び出したいところだがひとまずは空港に缶詰。なにして過ごそうか。
malaga
 
malagaに深夜着。ホステルの情報は住所のみ。バスを降りる時にとっさに運転手に道を聞いたが、これがなかったら多分たどり着けてなかった。めちゃくちゃわかりにくい。
当初は経由のみの予定だったが、先輩との待合せ時間変更のため、夕方まで街を歩き回ることに。ホステルのまわりは住宅街。街の中心に向かうとちょうどferiaの時期で、街はお祭りどんちゃん騒ぎ。そこかしこでビール片手にフラメンコ。飲んで歌って踊って飲んで。
 
そんな街の狂乱も、一旦のパティオに入ると別世界。とても静かで、白と緑のコントラストの中に小さな家具が散らばっていて、いい居場所ができている。例えば日本の集合住宅にこういう所有の曖昧な空間は作れないものかと思う。うまくいかないのはどうしてか。
 
パティオに面する上階の廊下には色んなものが置いてあってとても生き生きとしている。今はこの廊下を介して何世帯かが住んでいるらしい。案内してくれたアメリカ出身のdennis君は語学留学中。家主のおばあさんはスペイン語で色々建物の説明を熱くしてくれたんだけど、彼の通訳のおかげで200年くらいだったかな、オリジナルのパティオがずっと残っていて、床梁は木で、何回かつくりかえているとか色々な話を聞くことができた。またスペインに来る時はよりなさいと、優しく言ってくれたり。
夕方ますます過激になった暴走状態の街をすり抜けバスターミナルへ。ビーチに行きたい気持ちを抑え、いざgranada。
-08.18

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です