マドリッドから札幌へ、だいたい一年半が経った

一年半という区切りに特別な意味はありません。
しばらくここでは何も書いていなかったですが、昨年の7月あたりから4ヶ月にわたって、建築とアートのポータルサイトである”ART and ARCHITECTURE REVIEW“のオフィシャルブロガーとしていくつか記事を書かせてもらっていました(残念ながらART and ARCHITECTURE REVIEWは現在活動停止中になってしまっていますが)。ここに記事がまとまっています。マドリッドから帰ってきてからどんなことをやっていたのかなど簡単にまとめているので、前回のエントリとこれからのエントリのつなぎの役割を果たしてくれるのではないかと思います。

 

相変わらずやることの多い年度末。
設計事務所としての仕事はまだ仕込みが長いもの多くてなかなか完成に至らないものが多いですが、こつこつ、でもペースをあげて取り組んでいこうと思っています。北大及び観光学高等研究センターとの関わりのなかでは、まだまだ色々なプロジェクトに参戦しつつ、その中でたくさんの情報を仕入れているように思います。地域で起こっている色々なこと、産業の現状、そのなかでのまちづくり・環境づくりの現状、ツーリズムとの関わり、コミュニティとツーリズム、そうしたファクターを直視しながら地域や都市、風景や環境について考えること。実はこういう立ち位置からでしかアクセスしにくい多様な情報に自分は触れているんじゃないかと、周りを見渡していてそんなことを感じることが多くなってきました。一年半札幌に腰を落ち着けてみて、やっとそう思えるようになってきたということかもしれません。それを少しづつでも伝えたり、共有して一緒に考えていくことの意義を最近感じています。

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